スーパーの売り場のレイアウトについてアイデアをアウトプットします。
スーパーの食品の陳列になりますね。
結論から言うと従来からの当たり前的な食品の種類わけではない陳列になります。
メニューによる陳列です。
例えば、「カレー」とか「シチュー」とか「肉じゃが」とか・・・
「野菜・果物」「魚」「肉」「加工食品」「冷凍食品」「調味料」
このような分け方で陳列しないということです。
もしかして実行しているスーパーマーケットはあるかもしれません。
さらに実行したけれど効果がなかった?とあきらめているお店もあるかもしれません。
「カレーコーナー」だったら、コーナーの売り場に置いてあるものは?
「カレー粉」「カレーに合う野菜類」「カレーに入れるであろう肉類」
「カレーに隠し味的なスパイスや調味料」などです。
これらの食品を一つのブースに見栄え良く置いて、
「今夜はカレーを作ろうかな?」と目的が明確になったお客さんが、一か所で買い物が済むようにしてあげることです。
従来の売り場だったら、
「カレーにしようかな?」なんて目的を持って店内を回り始めたら、
野菜コーナーで「じゃがいも・玉ねぎ・人参」などを選んでかごに入れて・・・
肉コーナーで「豚肉?鶏肉?牛肉?」を選んでかごに入れて・・・
最後に調味料売り場で「カレー粉」や必要な隠し味になる調味料をかごにいれます。
従来の売り場の陳列でもお買い物は楽しめますし、逆に予定にしていない食品まで買ってくれる店側にとっては嬉しい誤算の衝動買いも期待できますよね。
ただ、忙しい現代人の貴重な「時間」を浪費してしまうスーパーのお買い物は、
ダラダラ店内を徘徊することにもなりかねません。
食品種類別に「食品」を置くことは常識かもしれません。
ですが、食品別の陳列ではなくメニューごとにグループ陳列されていたら個性的なスーパーに思えませんか?
店内に「食品名目」の売り場がなくて、食堂のようなメニューによって売り場が陳列されているような状態です。
「カレーライス」「ラーメン」「すき焼き鍋」「マーボ豆腐」「天ぷらうどん」「ロールキャベツ」「ハンバーグ」「ナポリタン」「海老グラタン」他100種なんて感じです。
デメリットは陳列するスタッフが、多くの売り場に万能的な野菜やお肉を補充することです。
メリットはお客さんにとって入店したら、一目散に自分が作りたいメニューの売り場に直行して一気に選ぶことができます。
陳列するにあたっての鮮度保持機能が向上すれば面白い取り組みになる気もします。
販売店としては食品の管理に手間がかかるので、完全にユーザー目線でしかないです。
ただ話題になることは間違いないような気がします。
いかがでしょうか?
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