ナポレオンヒルの著書の中で、一番有名な1冊。「思考は現実化する」について、以前から要点を解説してきました。
そんな中、「思考は現実化する」を総称して、どんな本だったか?をまとめてみようと思います。
過去の要点を抜粋して紹介している記事は次の2ページです。
実は、1冊しっかりと読み終わるまで正味3年も費やしてしまいました。
その理由は、1つの思考のヒントに出会うたびに脱線して、深堀をしてしまったからです。それもナポレオンヒルではなく、他の著者のビジネス書やWeb上の著名人の情報など。
結論から言えば、「思考は現実化する」に書かれている内容をどのように受け止めるか?個人の体制次第で大きく変わる書籍だということです。
Contents
思考は現実化するをどのように受け止めるのか?
「思考は現実化する」を書評している先駆者は多く、ブログやメルマガ、セミナー、ユーチューブ動画など様々です。その中で、私が発信する書評など星屑のちりの一部でしかないでしょう。
・・・と、ここまで謙遜をしておいて引き続き感想を述べます。
謙遜をしたおかげで、このページから離脱される人もいることでしょう。
さらに、この文章を読んで離脱される人もいることでしょう。それらすべてをふまえて感想を言います。
「思考は現実化する」にトレンドな期待を持ったビジネスマンは、おそらく「今更!」という言葉を発するかもしれません。この「今更!」が大きな分かれ目になります。
つまり、「思考は現実化する」に対してファーストインプレッションで「怪しい」とか「本当かよ」とか「今更なんだよ」とか少しでも感じた場合、ほとんどの方が疑念をもって書籍に対しての見方も決まってしまいます。
要するに、「思考は現実化する」は、受け取り方次第で決まってしまうのです。
結論:書評
結論を言わせていただきますと、「思考は現実化する」を購入して満足する人は少ないと思います。その理由を次にあげます。
- ナポレオンヒル博士の功績を疑っているから
- ナポレオンヒル博士を知らないから
- きこ書房自体を知らないから
- 高額なバックエンド商品を買わされる危険性を悟ったから
- 本の内容が古臭いから
- 本文中の事例が現代とマッチしていないから
- 本文中に記載の出来事が事実なのか疑わしいから
- 本1冊で人生が変わると思っていないから
- 思考を変えるだけで成功できるとは思っていないから
現代の情報化社会は、昔の伝記を読んで、「エジソンのようになりたい」「リンカーンのようになりたい」「大学を卒業したら坂本龍馬のように活動する」などと目標を立てる人はまずいないのではないでしょうか。
つまり、「思考は現実化する」を読み始めた人が、「なるほどね。明日も早いからこの辺で終わりにしよう」などと現実に引き戻されるようでは、「思考を現実化する」ことはできません。
重要な部分
この本は、ロマンです。ロマンをどのようにすれば現実化できるか?そのために必要な行動は何か?先人である成功者(ある程度の巨富を得た成功者)が情報化社会ではない昔にどのような行動をして人の数倍の富を得たのか?を本質的な描写で書かれているのです。
よろしいでしょうか?
この本は、単なる読み物でしょう。この本を1回読んでも100回読んでも、受け取り方が変わらなければ単なる雑誌感覚の読み物でしかありません。「思考は現実化する」に書かれているナポレオンヒル博士の体験談から、どのような点を重要視すれば結果がでるか?は、明白になっています。
最後に関単に「明白」な結果について、解説します。
忍耐と信念の継続
この言葉をどこまで自分に落とし込めるか!これだけです。あとは、自分が消費者の立場になって商品やサービス、他人の気持ちをどこまで深堀できるか?そこに主観はありません。主観なくどこまで目的に向かって継続できるか?だけです。この記事が参考になったら幸いです。
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