「都合の良さの切れ目が縁の切れ目」
令和のビジネス事情は、こんなイメージで。業務委託の宿命です。こればかりは、仕方がない自分で好きで業務委託契約の関係でビジネスを展開する道を選んだわけですから。
2022年もあと少し、クリスマスと年越しそばを食べたらあっという間に終わります。そこで、2022年を業務委託契約の仕事で乗り切った個人事業主が1年を振り返ってみました。
Contents
業務委託契約のメリット
業務委託契約は、成果物さえ満足のいくものを納品できれば、満足のいく結果さえ提供していれば関係性が続きます。つまり発注してくれる顧客がリピーターになってくれるわけです。業務委託は、時間の拘束がありません。タイムカードがないため、自分のペースで業務に取り組めます。
とくに、Webコンテンツ制作であれば、PCとネット環境だけでサクサクと作業を進められます。納期さえ守れば、いつ作業しても問題ありません。
業務委託契約のデメリット
業務委託契約で企業の仕事を受注した場合、発注者の誤解を招くことも考えておきましょう。自分のことをどう見るか?は、相手次第です。自分を明確にプレゼンできなければ、相手に間違った情報を提供してしまいます。たとえば、「自分は金融の知識が豊富です」と伝えたときに、相手が「投資や保険の知見を持っている人」と判断するかもしれません。
実際のところ、「金融」が「投資や保険商品」ではなくて、「カードローン」だけであれば金融全般の知識を持っているといい難いでしょう。業務委託契約の際は、具体的な「できること」を正確に伝えないと、誤解を生み業務委託契約の質を落とします。注意が必要です。
業務委託契約を振りかえって
かれこれ個人事業主となって丸2年が経過しました。業務委託契約を交わしたビジネス展開では、継続している顧客もいればプッツリと縁の切れた顧客もいます。「去る者は追わず、来るものは拒まず」といえば、カッコよいですが実際は、死活問題です。
信頼は、失ってしまえばそこまで。後で修正しようとしても顧客に悪いブランディングを植え付けてしまいます。そのようなリスクも負いながら、2022年を振り返って2つの発見がありました。
微妙なサジ加減で人間味を感じられることも
少し継続できていた顧客とは、ビデオ会議システムを使った定期的なMTGでコミュニケーションをとっていました。普段は、SlackやChatWorkの文字だけでやり取りしている中でも、たまにオンラインで顔を合わせて会話することに人間味を感じます。
たぶん、会社員だった頃の名残りなのか?顧客と微妙なサジ加減でつながることで人間味を感じられる点が小さなやる気につながっていました。ただし、縁が切れてしまうとパッタリです。
切れるときは「パタッ」と突然
ほんとう、切れるときは「パタッ」と突然です。「このクライアントさんとは、長期で付き合っていくだろう」と思っていた顧客から「パタッ」と終了報告を受けたとき、正直へこみました。しかし、失う神がいれば拾う神もいるって本当ですね。
同時期に、音沙汰のなかった過去の既存顧客がリピーターとして復活しました。ビジネスって不思議です。
まとめ
ビジネスは、山あり谷あり、それは会社組織の一員でも同じことです。個人事業主で業務委託契約の関係性から、何か新しいことが始まるかもしれません。やめてしまえば、それらの可能性はすべてなくなります。ならば、続けられるだけ続けてみて結果を体験してみることも人生の選択肢ですね。
【2022年】仕事の流儀!バランス重視で取り組むビジネス観
最近のコメント